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もう10年以上も前に、恩師の私設美術館の内覧会に行った際に名刺交換をさせていただいた、「すぴか書房」(→HPはこちら) の宇津木さまが私のHPを見ていてくださり、気まぐれに撮っていた写真を、装丁と本文中のカットに使いたいとご連絡をくださいました。
まさかこんなお話を頂くとは思ってもみていなかったので驚きましたが、出来上がってみるとよく知った写真がすっかり他所行きの雰囲気をまとっていて、また驚きました。

本の紹介(以下抜粋)です。

『災害の記憶をつなぐ』
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発災直後の体験、その後の生活対処、支援、気づき、教訓・・・・・・。風化させてはならない災害の記憶。
昭和、平成の大災害を知る女性たちが次世代へ語り継ぐ。大学女性協会の事業として取り組まれ、50代~90代(阪神淡路大震災当時60代)の70名を超す会員の寄稿を収録。防災対策、被災者支援、復興事業のいずれにおいても不可欠な女性(ジェンダー)の視点による発言集。災害は「忘れたころにやってくる」のだとすれば、災害への備えの第一は、災害の歴史とともに被災体験の事実を「忘れないこと」でなければならない。
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2023年5月に発売しており、こちらのサイトで色々な方法で購入可能です!
版元ドットコム


帯の背表紙に入れられた一言が、とても印象的です。



紺の文字とグレーの背景に、帯色が効いています。



写真は、表紙から裏表紙へとくるりと巻いた形で入れられています。

ちなみに、元写真は こちら→ です。
本文中のカットにも数点、こちらのサイトに掲載の写真を使っていただいております。